2025/09/23 09:54
#NMNの散歩道(44)
―秋分のひかり―
昼と夜が、ちょうど同じ長さになる日。それは、世界が一瞬だけ、バランスを取り戻すような気がする日だった。
朝、目覚めると、空がやけに静かだった。雲は薄く、光は柔らかく、風はどこか遠くから来たような匂いがした。私は、いつものようにNMNを一粒、口に含んでから、散歩に出かけた。
川沿いの道には、彼岸花が赤く咲いていて、その色は、夏の終わりと秋の始まりをつなぐ橋のようだった。虫の声が遠くで響いていて、それがまるで、季節の境目を見守る小さな合図のように感じられた。
ベンチに座って、空を見上げる。昼と夜が同じ長さになるなんて、それはまるで、過去と未来が一瞬だけ手をつなぐような瞬間かもしれない。NMNを飲み始めてから、そんなふうに時間の流れを意識するようになった。身体の奥にある静かなエネルギーが、季節の変化と呼応するように、少しずつ目を覚ましていく。
帰り道、近所の猫が日なたで丸くなっていた。その姿を見て、私はふと笑ってしまった。「今がちょうどいい」って、きっと猫は、何も考えずに知っているんだろうな。
明日は、「秋分と政治の転換点」
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